四(設計/橋本夕紀夫デザインスタジオ、撮影/ナカサ&パートナーズ)

溶けてしまいそうな暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
四季の変化を楽しめるのは日本の素晴らしさのひとつ。
体調管理には十分気をつけて、夏を楽しみながら乗り切りたいところですね。

さて、発売中の商店建築7月号は日本料理の代表「寿司」店を特集しています。
特集名は「現代の寿司空間」。
中身を少しご紹介させてください。

高級店からカジュアルな回転寿司まで、最新の空間事例7件を集めたラインナップはこちらです。
-------------------

設計/橋本夕紀夫デザインスタジオ

すし匠 齋藤
設計/インテンショナリーズ

鮨銀座 おのでら 総本店
設計/ヨウ

回転寿司 根室 花まる 銀座店
設計/街制作室

すし・会席 久米別邸
設計/イチデザイン

浜寿し エスカ店
設計/スペース

築地玉寿司 ささしぐれ 表参道ヒルズ店
設計/アトリエ スワンズ
-------------------

ブログトップ画像の「四」は、すし職人とバーテンダーがカウンターを共有するユニークな店。
銀箔と紫のグラデーションの廊下を抜けると、ヒノキのカウンターが迎えます。


すし匠齋藤(設計/インテンショナリーズ、撮影/益永研司)

「すし匠齋藤」は、職人が漉いた和紙を貼った壁に包まれた店。
什器や収納棚にも異種の和紙を貼り、その立体的な素材感が重厚さを感じさせ、
引き手や調味皿といったディテールにまでこだわることで、凛とした空間が生まれています。


築地玉寿司 ささしぐれ 表参道ヒルズ店(設計/atelier SWANS、撮影/ナカサ&パートナーズ)

「築地玉寿司 ささしぐれ 表参道ヒルズ店」は、
居心地の良さを追求した「小料理屋」の空気感を取り入れた店。
チーク材や白タイルなど寿司店の従来のイメージにとらわれない素材を使用していることが特徴です。



寿司店の核となるのが職人と客をつなぐカウンター。
今回の特集では、その詳細図も多数掲載しています。

緊張感をつくるのか、親しみやすさを込めるのか、
さまざまな現代の寿司空間のデザインが集まった特集を読んで、実務にお役立てください。


商店建築2018年7月号
業種特集1/ベーカリーカフェ&新世代のパン専門店
業種特集2/現代の寿司空間
特別企画/D.I.Y. & COST CONTROL DESIGN 付加価値を生み出すコストコントロール設計手法
ミラノ・デザイン・ウィーク2018
表紙:NODO
2018年06月28日発売
¥2,100



RSS2.0