皆様から好評をいただきました『good design cafe』(vol.1/16年8月発売、vol.2/17年9月発売)の第3弾が、本日発売になりました。焙煎所を持つカフェをはじめ、ホテルやクラフトショップに付帯するカフェや公園にたたずむ和カフェ、ストリートを彩るコーヒースタンドなど、50事例を紹介しています。写真や設計コンセプト、設計・営業データが充実し、図面の多くは寸法などを記載。カフェづくりに役立つ一冊となっています。
巻頭特集では、世界中のカフェで愛されるTHONETの「No.14」からひも解く、理想的なイスのありかたを探ります。巻末では、実際に訪れることができるよう、今回もカフェ・マップを掲載しています。是非、週末は『good design cafe』を片手にカフェを散策してみてはいかがでしょうか。



「猿田彦珈琲 調布焙煎ホール」(設計/サポーズデザインオフィス 撮影/長谷川健太)。「猿田彦珈琲 アトリエ仙川」(vol.1 参照)のオープン時に導入された焙煎機(初号機)など大小5台の機器を、客席からガラス越しに眺められる



「Porta Coffee Stand」(設計/飲食空間 撮影/藤本一貴)。セットバックしたファサードに、カウンターおよびベンチを設け、コーヒースタンドとしても機能する。開口部にはアンティークガラスを張り、店内から明かりが柔らかく漏れる



「GLITCH COFFEE BREWED @9h」(設計/平田晃久建築設計事務所 撮影/ナカサ&パートナーズ)。カプセルホテル「ナインアワーズ赤坂」の1階に位置する。客席の天板が、カフェカウンターを経由してフロントへと連続する



「BAKE CHEESE TART コトチカ京都店」(設計/やぐゆぐ道具店 撮影/増田好郎)。店内中央には、緩やかなアールを描きながら陳列や会計、水屋、茶炉などの機能を集約したカウンターを配している。京都の町家に見られる「かまど」をモチーフとした



「kaico café」(設計/Koizumi Studio 撮影/ナカサ&パートナーズ)。客席には、落語やワークショップなどのイベントスペースとしても使用される小上がりの箱部屋を設えた。箱部屋は、角度を振って配することで空間に奥行きと多様性を生み出す


『good design cafe』
〜空間を楽しむカフェ巡り〜


発売日/2016年8月5日
定価/¥2,000+税
形態/A4判正寸・112ページ
表紙/BONDI COFFEE SANDWICHES
  (設計/ドルチェッツァ 撮影/長谷川健太)

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