「ラ カスエラ ロハ/さわら」(設計/野井成正デザイン室 撮影/山田誠良)


『月刊 商店建築』6月号では、特別企画として「進化するライティングデザイン」について取り上げています。
人は主に光を通して空間を把握します。どんなに素晴らしい素材で空間を構成したとしても、ライティング次第で台無しになってしまうことも少なくありません。この特集では、設計者と設計者と照明デザイナーによる対談インタビューを通して、照明計画を考える際に押さえるべきポイントを探ります。


「ピコ 青森店」(撮影/米津 光)


宝飾店の照明計画は、ただ宝石を美しく見せるだけでなく、商品量や種類に応じた手法が求められます。ロードサイドでさまざまな宝飾品を展開するウエディングジュエリー専門店「PIKO 青森店」において、どのような表現が試みられたのか。エイスタディの齊藤良博さんと、モデュレックスの海野信二さんに話を伺いました。


「パシフィック ダズール バトン」(撮影/山田誠良)


髪を美しくみせるためさまざまな条件に縛られた美容室の照明計画に、新たな価値を与えるための挑戦を続けてきたアトリエKUUの熊沢信生さんと、Lightstyleの見木志郎さん。光の機能性と演出を両立したヘアサロン「Pacific Dazzle -baton-(パシフィック ダズール バトン)」を例に、セオリーを乗り越えるための工夫の数々を聞ききました。


「タルタート」(撮影/ナカサ&パートナーズ)


「アトレ吉祥寺」(14年3月号)のカフェ「TarTarT(タルタート)」は、駅の高架下ということもあり、天井の低さが特徴でした。空間の要素の多くは“ 照明”によってつくられるという大園貴生さん(Salt.)と、遠藤照明の岡田麻美さん、林麻由美さんは、どのようにして天井の低さや共用部の影響、長いL字型のプランなど、多くの難問を克服していったのでしょうか。


「ラ カスエラ ロハ/さわら」(撮影/山田誠良)


1950年代から店舗・ディスプレイデザインを手掛けてきた、関西を代表するデザイナー野井成正さん。「我々が店舗デザインを始めた頃は、照明デザイナーという存在もなかった」という野井さんは今、若き照明デザイナー永冨裕幸さんと共に照明計画を行っています。現場でフレキシブルに変化していく、野井さんならではの照明デザインの進め方を伺いました。



店舗空間におけるLED照明の開発について、照明器具メーカーは、それぞれに特色を出しつつあります。それらの器具を空間に落とし込んでいくメーカー所属の照明プランナーは、自社の照明器具とどのように向き合い、照明計画をつくり上げていくのでしょうか。数多くの店舗照明計画を手掛ける遠藤照明の林麻由美さん、大光電機の小口尚子さん、マックスレイの中井川知子さんに座談会形式で話を聞きました。

詳しくは、本誌をご覧ください!
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月刊 商店建築 6月号
2014年5月28日発売
2,098円(税込)

新作/コレド室町2,3
   エムハウス
特別企画/進化するライティングデザイン
業種特集1/日本料理店
業種特集2/ウェディングホール&チャペル



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