『月刊 商店建築』4月号では、特別企画として「オープンキッチンの魅せ方」について取り上げています。オープンキッチンを持つレストラン4事例を集め、それぞれデザインの意図や厨房設備設計の妙味について紹介します。

オープンキッチン内のレイアウトをどうするべきか。オープンキッチンと客席の関係とは。押さえるべき法規とは。それぞれの空間を紹介しつつ、関係者へのインタビューを通して、オープンキッチンのつくり方を探っていきます。


「LB8」(撮影/ナカサ&パートナーズ)


カジュアルダイニングはオープンキッチンを採用しやすい業態ですが、逆に言うとオープンにすることだけで新規性を表現することは難しいかもしれません。厨房と客席の完全な一体化を図った新しいオープンキッチンの在り方について、「LB」シリーズの設計を手掛けるグローバルダイニングのインハウスデザイナー、樋口琢匠氏に聞きました。


「CENTRE THE BAKERY」(撮影/藤本一貴)


昨今の飲食店では、女性の消費者に向けた提案が要求されることも少なくありません。女性目線を考慮したオープンキッチンのあり方について、「CENTRE THE BAKERY」を事例に、乃村工藝社の馬場久美子氏にインタビューしました。


「lumiére osaka KARATO」(撮影/ナカサ&パートナーズ)


フレンチレストランの営業には数多くの調理器具と大人数のシェフが必要で、オープンキッチンにするには更にクリアすべき要件が山積します。それらを空間デザインにとりまとめていく手法について、「lumiére osaka KARATO」(14年1月号)を題材に、ブラウンバッグ・ラボの阿部信吾氏に話を聞きました。


取材・文/大菅 力


飲食店の厨房設計は、機器の特殊性が高く、店ごとにオペレーションも異なるので、専門性が非常に高いものになります。特にオープンキッチンの場合、機能と共に演出について考慮する必要があるため、デザイナーと厨房会社の密な連携が欠かせません。両者のやり取りついて、ATTAの戸井田晃英と晃洋厨機の阪口光治氏の対談インタビューで紹介します。


詳しくは、本誌をご覧ください!
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月刊 商店建築 4月号
2014年3月27日発売
2,040円(税込)
 ※消費税率引き上げに伴い、4月1日からは2098円になります。

新作/ザ・リッツ・カールトン京都、新宿グランベルホテル
レポート/海外デザインアワード最新事情
特集/オープンキッチンの魅せ方 
業種特集1/カジュアルレストラン
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