デザイン関連のお仕事をする方には説明するまでもありませんが、紙の専門商社「竹尾」による「タケオペーパーショー2014」が、東雲にて開催中です。

 

TAKEO PAPER SHOW 2014

会期:5月25日(日)〜6月1日(日) 11:00〜20:00

会場:トロット/ヒューリスティック・シノノメ(江東区東雲2-9-13)

特設サイト   http://www.takeopapershow.com/


前回が2011年でしたので、久しぶりの開催です。 今回のテーマは 

 

SABTLE

サトル かすかな、ほんのわずかの

 

です。企画は原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所。 参加クリエーターは、石上純也さん、葛西薫さん、中村竜治さん、服部一成さん、トラフ建築設計事務所、などなど。15人のクリエーターがテーマを表現したコーナー「SUBTLE CREATION」の展示をまずはご紹介します。

 

 

 

 


中村竜治さんによる「コントロール」


近寄るとイエローと淡いブルーの色が見えてきます


三澤遥さんによる「紙の花/紙の飛行体」。動画で、空中を舞う様子もみることができます


色部義昭さんによる「I HATE U/I LOVE U」。重ねられた紙により文字が見えてきます


会場内には、紙を美しく“切り取った”写真も多数展示されています


こちらは、寄藤文平さんによる「紙・人・紙」。ものすごく小さなサイズの人のカタチ、見えるでしょうか?


原研哉さんによる「チョコレートの帽子」。展示台の丘のような起伏のなかで、繊細な細工が見えてきます。工芸品と言えるようなクオリティー

「SUBTLE CREATION」に加え、「SUBTLE COLLECTION」と題すした、さまざまな紙にまつわる現象、人と紙との関わりや紙の使われ方を、独自の視点から編集したコーナーも必見です。

欧文カリグラフィーの美しさや、モールド成形によるパッケージデザイン、はたまた、角砂糖の包み紙を集めたコーナーなど、その美しさや表現に目を奪われるモノたちが語りかけてきます。





新しい紙を紹介する「NEW RELEASE」のコーナーの、建築デザイン事務所noizによる「Tone of Gravity」。NTラシャを使っています

 

 

会場内では、「SUBTLE CREATION」や「NEW RELEASE」作品に使われている紙のサンプルが配布されているので、紙の現物の手触りを確かめながら、さまざまなアイデアを鑑賞することができることもポイントです。

写真では伝えきれない繊細な表現を体感してみたい方は、ぜひ会場へどうぞ。

 

ご紹介が会期終盤になってしまいましたが、あと3日あります!! お急ぎください。 会場の空間構成、そして、展示台の細部にまで、目を奪われること間違いありません。

 

〈山倉〉

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