皆さまこんばんは。
明日から9月に突入しますね。時間の流れの早さを感じます。
さて、「月刊 商店建築」も9月号が絶賛発売中です。

今回は「オフィス」と「本がある空間」のインテリア。
オフィス特集の一部では、「働き方を変えていく」ような空間の仕組みづくりについて
設計者へインタビュー取材を行い、丁寧にご紹介しています。

キーワードは、コミュニケーションを活発にする「ラボラトリーオフィス」と、雇用を促進し働く意欲を生む「インナーブランディング」オフィスです!


オフィスなのにラウンジのように開放的で、自席に留まらずさまざまなエリアでパソコン一つ身一つで作業する風景、最近見掛けることが増えましたね。
そんな「フリーアドレス制」、「フリースペース」の概念を通り超し、
社外の人にも開かれた使われ方を試みているオフィスが続々と登場しています。
まるでパブリックでオープンなラボのようなオフィスを4事例掲載!

●Calbee Future Labo(設計/船場)
●Yahoo! JAPAN 紀尾井町オフィス(設計/岡村製作所 FLOOAT スペシャルノーマル)
●千駄ヶ谷 TOT(設計/コクヨ)
●ハーフハーフ(設計/POINT)


外に開かれたオフィスに対し、社員の働きやすさを重視して福利厚生を兼ねたオフィス設計の例もご紹介します。
働き方改革が騒がれる昨今ですが、単純に残業時間を減らすことで解決されるのでしょうか?
そんな疑問に対する一つの「解」とも言えるオフィスを3事例そろえました!

●株価連動型社員食堂 KABUTERIA(設計/コクヨ)
●テラスカイ 上越サテライトオフィス(設計/トラフ建築設計事務所)
●DRAFT 東京オフィス(設計/ドラフト)

「カブテリア」では、株価を連動させたユニークな食堂と仕掛けをつくることで、
社員に自分の仕事や会社全体の動きが「株価」にどう影響を与えるのか?
という「働き方」の根本に対する意識を芽生えさせ、社員のモチベーションを間接的に高めていきます。
新潟県の上越市にサテライトオフィスを設けた例は、今話題の「地方創生」「テレワーク」にも通じますね!


ところで皆さん、WORKSIGHTという文具、家具メーカーのコクヨが発行している
オフィスやワークスタイルに特化した戦略情報メディアをご存知ですか?

今回の特集内では、【特別寄稿】として
ワークサイト編集長・山下正太郎氏にコラム記事を書いていただきました!
山下氏のリサーチを元にした「欧米のオフィスデザイン変遷」は必見です。
今後の注目ワードは〈野生化〉ですよ!
気になった方はぜひ「商店建築9月号」をお手に取ってご覧下さい!
(伊藤)



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