本日、商店建築6月号が発売しました。
その表紙にもなっている「パレスホテル東京」について、少しだけご紹介します。

「パレスホテル東京」は、50年以上の歴史を持つ「パレスホテル」が建て替えられ、2012年5月にグランドオープンしました。東京・丸の内のビジネス街に建ちながら、皇居外苑やお濠に面しており、都心とは思えないほど自然を感じられるロケーションです。インテリアもそのロケーションを生かしつつ、大邸宅をイメージしたゆとりのあるデザインがなされています。


客室のバルコニー


メーンロビー


オールデイダイニング


1階ラウンジのテラス席は濠に面している

共用部や、オールデイダイニング、客室などを手掛けた、GAデザイン・インターナショナルは、世界中のホテルやスパ、レストランをデザインしており、日本では「セントレジスホテル大阪」や「コンラッド東京」などが彼らの設計によるものです。

一方、和食ゾーンを担当したのはA.N.D.の小坂竜氏。土や木、水などの素材をダイナミックに用いて空間を構成しています。


和食「和田倉」のダイニング


和田倉の個室へ続く通路

また、外に面した大開口を持つチャペル(設計/乃村工藝社 平田裕二氏)や、組子格子を現代的に用いた神殿(設計/デザインポスト 山際純平氏)など、建て替え後、婚礼施設の強化も図っているそうです。


チャペル


婚礼に利用される神殿

なお、誌面では、GAデザイン・インターナショナルのテリー・マクギニティ氏、小坂竜氏、山際純平氏、開発担当者へのインタビューも掲載しています。


同、商店建築6月号では、その他、
東京・銀座にオープンした「ドーバーストリートマーケット ギンザ」、
業種特集「ダイニングレストラン&和食」、「ミラノ・サローネ2012」「有機EL照明」などのレポート特集も充実しています。
ぜひ、ご一読ください!
〈高柳〉


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