『GREEN is』vol.2が、本日発売になりました!

今回の取材で感じたのは、より本質的な自然を感じさせる空間デザインが求められているということ。そこで、自然の原風景を大切に、空間デザインと融合させた場とそれらを生み出す人々を取り上げました。また、自由に外出することがままならない今、人々を癒やす効果を持つグリーンは、より空間に採り入れられていくのではと思います。全国の書店およびオンラインストアで販売しています。是非、ご覧いただけますと幸いです。

ここでは、誌面を少しだけご紹介しますね。


(設計/Atelier Tsuyoshi Tane Architects 植栽計画/SOLSO 撮影/青木勝洋)


INTERVIEW 田根 剛「強い自然と共存する建築」
巻頭では、フードフロア「GYRE.FOOD」の設計を手掛けた田根剛さん(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)にインタビュー。田根さんに、フードフロア「GYRE.FOOD」の設計でさまざまな熱帯植物を採り入れた経緯や、植栽を手掛けた齊藤太一さんとのやりとり、グリーンデザインに対する考え方を伺いました。


(設計:S PLUS ONE ランドスケープデザイン、植栽計画:Yard Works 撮影/永井泰史)


DESTINATION PLACE 風土と共にあるグリーン
山梨・塩山のブドウ畑に囲まれた傾斜地に建つワイナリー「98WINEs」は、ワイン醸造家の平山繁之さんが地元を拠点に活躍する建築家や造園家を起用して生まれました。自然豊かな景観に溶け込みながらも個性的なロックガーデンは、訪れた人々に新鮮な驚きを与えます。


(設計/サポーズデザインオフィス 植栽計画/叢 撮影/長谷川健太)


BOTANICAL SHOP
東京・世田谷の閑静な住宅地の一角でにオープンした「Qusamura Tokyo(叢 東京)」。生活感が漂う周辺環境とは対象的に、独特な緊張感を感じさせる空間が広がります。訪れた人々が、意識や感度を高めた状態で一つひとつの植物と向き合うことを意図しています。


(設計/魚谷繁礼建築研究所 植栽計画/荻野寿也景観設計(新館) 植彌加藤造園(本館、離れ) 撮影/笹倉洋平)


HOTEL
「SOWAKA」は、本館と新館、離れで構成されるスモールラグジュアリーホテルです。本館の造園は、伝統を踏襲しつつも固くなりすぎないような仕上がりとなっています。また、新館の造園は、水平垂直方向に奥行きが生まれるような仕上がりとなっています。


(設計・植栽計画/パーカーズ 撮影/青木勝洋)


OFFICE
「parkERs」のオフィスには、室内でありながら植物や水が随所に配され、公園を感じさせる要素が散りばめられた空間が広がっています。今号では、カフェやレストラン、大型商業施設のグリーンデザインも掲載しており、植栽を記した平面図や詳細図なども充実させました。


(空間構成/ TSUBAKI 撮影/伊藤徹也)


INSTALLATION & PRODUCT
目黒・八雲の「TSUBAKIアトリエ」にて開催された展示をレポート。1階の照明を落とした室内の中央には、都会の暮らしの中で自然本来の姿を感じてほしいと、屋内ビオトープ「OYAMA」が設えられました。モルタルとスチールで構成された空間に、植物や生き物の気配が濃く漂います。

巻末では、SDGsやESGといった「知っておきたい10のグリーンキーワード」や、誌面に登場した人々を紹介する「グリーンデザイナーインデックス」を掲載しています。

窓の外に目をやると、街の木々が青々としており、グリーンを感じるには良い季節となってきました。このような自然を空間に採り入れる際、『GREEN is』が参考になればと願っています。


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GREEN is vol.2
自然を感じる空間デザイン


商業空間を中心に、植物と共にあるデザインを紹介する増刊『GREEN is』の第2弾。カフェやレストラン、ショップ、ホテル、オフィスなどで、自然の原風景を大切にした商業空間と、それらを生み出す人々を掲載しています。

表紙:GYRE.FOOD
2020年4月23日発売
¥30,56+税

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