こんにちは、商店建築の山倉です。
昨日からスタートしたHCJ2014(会場:東京ビッグサイト)の「分煙トータルソリューション」ブースにて、「灰皿デザインコンペ2013〜これからの灰皿のデザイン」のグランプリ作品など数点のモックアップが展示されています。
会期:2014年2月18日(水)〜21日(金)
   10:00〜17:00(最終日は16:30まで)


同コンペは、先の商店建築14年1月号の誌面でも発表しましたが、審査委員長の橋本夕紀夫氏、審査員の服部滋樹氏(graf代表)、同じく尾原史和氏(スープ・デザイン代表)らによる厳正なる審査により、グランプリ1点、優秀賞2点、入選3点が選ばれました。

灰皿デザインコンペの大きなサインボードの下に吊られているのは、大和遼さん(九州大学大学院)によるグランプリ作品「つりざら」です。


大和遼さん(九州大学大学院)によるグランプリ作品「つりざら」



提灯のような形状で、たばこを吸う際にはシェードを引き下げ、吸い終わったら上にあげる、という提案です。小さなカフェや居酒屋などにも手軽に導入できることも意図したそうです。

また、優秀賞の2点のうち、片山馨介さん(サポーズデザインオフィス)による「風景をつくる灰皿」は、スケールが大きい提案のためパネル展示となっていますが、もう一つの優秀賞、根口昌明さん(レノボ・ジャパン)による「!」は、ステンレスヘアラインの表情で試作品が仕上がっていました。


片山馨介さん(サポーズデザインオフィス)による「風景をつくる灰皿」


根口昌明さん(レノボ・ジャパン)による「!」


また、入選作品では、プロダクトデザイナー、石井聖己さんによる「一(いち)」と、神戸意匠操練所の山内真一さん+二宮慧さんによる「MOKUMO」は原寸のモックが、公共空間への提案である富田健太郎さん(富田健太郎建築設計事務所)による「タバコニュニケーションアンブレラ」はパネルでの展示がされています。


プロダクトデザイナー、石井聖己さんによる「一(いち)」。一本を大切に味わう、というコンセプト



富田健太郎さん(富田健太郎建築設計事務所)による「タバコニュニケーションアンブレラ」


神戸意匠操練所の山内真一さん+二宮慧さんによる「MOKUMO」



「分煙トータルソリューション」のブース

 

 

応募作品総数473点から選ばれた、まさに分煙の「これから」を指し示す作品、そしてユーモアあるプロダクトを、ぜひ、会場でご覧ください。

 

各受賞作の詳細や審査総評の見られる公式サイトはこちらです。

http://haizaradesign.com/

 

ご応募いただきました皆様まことにありがとうございました。

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