伝統の継承と自由な創造性の混在したニュークチュールを提案する「LAILA TOKIO(ライラ トウキョウ)」と、サンフランシスコの美意識をテーマにした「7×7(セブンバイセブン)」が、7月27日(土)、青山にオープンします。

1階 7×7  http://seven-by-seven.com

2階 LAILA TOKIO http://www.laila-tokio.com/

店舗デザイン:木村浩一郎  http://www.koichiro-kimura.com/


2階「LAILA TOKIO」のインテリア


ストアデザインを手掛けるのは、木村浩一郎さん。すでに、トップに掲げた写真を見た方はお気づきかもしれません。この鋭いピラミッド!!は、木村さんですね。

昭和期に建てられた建築をフルリニューアルした空間は、
1階に「7×7」 2階に「LAILA TOKIO」、という構成です。

2階「LAILA TOKIO」では、既存の梁を天井まわりに見せながら、壁とスケルトンにした天井に、隙間無く純白のピラミッド形状が張り巡らされています。まさに圧巻!!

用いられたピラミッドはなんと8000個。そして、写真では見えないかもしれませんが、木村さんの身につけているタイにも、実はピラミッドが。


左が、LAILAディレクターのhashiura氏、右が店舗デザインを手掛けた木村浩一郎氏

真っ白にペイントされた梁とピラミッドのコントラストが強烈です


商品は、クラシックメゾンのコレクターでもある、LAILAディレクターのhashiura氏によるコレクションが見られます。

鮮やかなニットはヴィンテージ、そして、ファーを用いたバッグは、ヴィンテージのファーを再構築したもの。木村浩一郎氏による色鮮やかな漆のテーブルウエアなども並びます。

また、什器のデザインは細部までこだわり、電源コードの処理なども徹底しています。

続きまして、1階「7×7」へ。


こちらは1階「7×7」。色を極力配したミニマルな空間

左が「7×7」ディレクターの川上淳也さん、右は木村さん


1階「「7×7」は一転、ミニマムなインテリア。サンフランシスコを拠点に、ヴィンテージのバイイングなどを手掛けてきたJunya Kawakami氏のショップ。厳選された商品が、空間にゆったりとプレゼンテーションされています。

窓外のグリーンを感じながら、サンフランシスコの街の愛称「seven by seven」の名の通り、自由なファッションを見つける場となっています。現地で買い付けた雑貨類は、ここでしか出合えないものでしょう。


ワイヤーに吊られたハンガー。繊細なディテールです


そして、ひっそりと地味な扉の奥のトイレ! これは、現地で見ていただくしかありません。
フェラーリのボディのようなレッドの異空間。お楽しみに!!
〈山倉〉


トイレ!


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