毎年2回開催される、インテリアデザインとライフスタイルの国際展示会「メゾン・エ・オブジェ・パリ」。
2019年9月展(会期:2019年9月6日〜10日)がいよいよ近付いてまいりました。
月刊「商店建築」では、今年もレポート記事にて現地の模様をお届けします!

先立って、今回のブログでは、9月展のテーマ「WORK!」とデザイナー・オブ・ザ・イヤーのローラ・ゴンザレスさんについてご紹介します。


1月展のデザイナー・オブ・ザ・イヤーSEBASTIAN HERKNERさんの展示©AETHION


◆9月展のテーマは「WORK!」

オフィスデザインを取り巻く状況は、日々刻々と変化しています。
商店建築でも年に2回「オフィス特集」を掲載しており、その都度大きな反響を頂いています。
「働くこと」への関心は、世界的に高まっていると言えます。
働くということは、生活から独立したものではなく、むしろその延長と考えられるようになり、優秀な人材を引き付けるための重要な要素にもなります。
オフィスのデザインを見れば、その会社が何を大事にしているかが一目瞭然です。

パリには171のコワーキングスペースがあり、オフィスの総面積は5,200万㎡にもなります。
経済の中心地だからこその展示会では、最先端のオフィスデザインに要注目です!


多くの来場者で賑わう、1月展のトレンドフォーラム©AETHION


◆デザイナー・オブ・ザ・イヤーはローラ・ゴンザレスさん

毎回注目を集める「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」。今年は、ローラ・ゴンザレスさんがその座を射止めました。
彼女は、パリを拠点に、レストランやブティック等数多くのプロジェクトを手掛ける建築家。
ファブリックやレンガ、ヴィンテージ家具等さまざまな素材を用いた空間デザインが持ち味です。

古いものから新しいものまで、それぞれの素材が持つ表情を活かしつつ、全体として調和をつくり出すローラ・ゴンザレスさんのデザイン。
世界中から、最新のデザインが集まる「メゾン・エ・オブジェ・パリ」で、どのような景色が生まれるのか、今から楽しみでなりません!


「メゾン・エ・オブジェ・パリ」
http://www.maison-objet.com/

会期:2019年9月6日(金)-9月10日(火)
会場:パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場(ZAC Paris Nord 2 93420 Villepinte France)
時間:金〜月曜日:9:30〜19:00(最終日の火曜日は18:00まで)
お問い合わせ先:メゾン・エ・オブジェ日本総代理店 ㈱デアイ(URL/http://www.deai-co.net 電話/03-3409-9495  メールアドレス/mo-japon@deai-co.com)



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