撮影/永井泰史


ガラスを始め、さまざまな建材や資材を製造するサンゴバンが、創業350周年を記念して上海の黄浦江沿いに期間限定パビリオンを展示している。

会場は、同社の歴史や事業内容を紹介するパビリオンと、製品の特長を表現した四つのパビリオンで構成。照明や映像、音響を駆使して感覚に訴える空間デザインが展開された。



無着色ガラスに覆われたこのパビリオンは、壁面にモニタや照明器具が設置され、床と天井に貼られたミラーにより空間に無限の広がりを見せる。また、床・壁・天井の境界があいまいになり、浮遊感を感じさせると共に、まるでプロジェクションマッピングの世界に入り込んでしまったかのような感覚を与える。



ゆっくりとカラーガラスが回転するこのパビリオンは、色の重なりによりさまざまな表情を見せることが企図された。カラーガラスは、大型ウインドーパネルとテクスチャーガラスの2層で構成されており、それぞれが時計回りと反時計回りに回転する。


撮影/永井泰史


これらのパビリオンは、17日まで上海で無料公開され、ブラジル・サンパウロ、アメリカ・フィラデルフィア、そしてフランス・パリでの展示が計画されている。詳しくは3月号のニュースコーナーにて掲載を予定しています。お楽しみに!



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