大阪・阿部野にて日本一の高さを誇る高さ300mの超高層ビル「あべのハルカス」は、2014年春グランドオープン予定ですが、先行して、「あべのハルカス 近鉄本店 タワー館」が6月13日に先行オープンしました。

私たち商店建築が注目するパブリックエリアのデザインは、インフィクスの間宮吉彦さん!


パブリックエリアのデザインを説明する間宮吉彦さん


 

あべのハルカス http://www.abenoharukas-300.jp/

インフィクス http://www.infix-design.com/

 

街場をつくる」というコンセプトのもと、モノ、コト、ヒトとの出会いの場として「街のような場」に必要な要素を各階に配置することで、にぎわいがあり、まるで街を歩いているような雰囲気のもと、豊かな時間を過ごすことができる。というデザインプロセスを間宮さんがお話してくれました。


1,2階は賑わいの交差点をテーマに

エスカレーター横のレストスペースは全フロア異なるデザイン

こちらのレストスペースにはカラフルなチェアが並びます

メンズのシューズエリア


館内には、大きな吹き抜け空間が4カ所設けられ、人々が集うゾーンとなっています。さらに、各フロアには、ゆったりとしたレストスペースが用意されています。
共用部の床には、屋外のような手触りのタイルなどが一部に用いられ、界隈性のある独特の雰囲気が生まれていました。

さらには、「街ステーション」と名付けられた館内8カ所では、山崎亮さん監修のもと、人と人とのコミュニティを生む「縁活(えんかつ)」プログラムが実施されるとのこと。これからの活動が楽しみですね。

そして、タワー館の12階から14階に渡る飲食の3フロアでは、21店舗、1000席という大ボリュームの“食”が揃います。


12、13階を繋ぐレストランフロアの吹き抜け

14階レストランフロアは、色気ある空間です

同じく14階のベンチスペース


16階部分より上の、展望台、ホテル、美術館などのオープンする2014年が待ち遠しいです!〈山倉〉

 

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