JCDデザインアワード大賞を受賞した宇賀亮介氏


2012年も、もうほんのわずか数日となりました。この12月に行われたインテリアデザインアワードの授賞式の様子をお伝えします。まずは、JCDデザインアワード2013の授賞式より。

受賞式では、JCD理事長の飯島直樹氏からのコメントとともにトロフィーが贈呈されます。授賞式は、公開審査の当日に、会場に来ることの出来なかった方々も一堂に会する、貴重な場となりました。
グランプリである「大賞」は「まちの保育園」(練馬区)。設計者の宇賀亮介建築設計事務所の宇賀氏からは、デザインコンセプトのミニスピーチも。まちにとけ込んだ、新しいスタイルの保育園の提案でした。
TONERICO:INC.の君塚さんや、カミトペン一級建築士事務所の吉田さんなど、もはや常連と言えるかたがたも。


ロフト有楽町が銀賞、青山見本帖が審査員特別賞を受賞したTONERICO:INC.の君塚氏

金賞は、「鎌倉荻原精肉店」(鎌倉市)。設計は、DESIGN EIGHTの藤井信介氏。12年9月号フードストア特集掲載


Design Eight 藤井氏と、審査を務めた飯島直樹氏

同じく金賞のヘアサロンの「gree M」(山梨)は、タカラスペースデザインの若手デザイナー、鈴木揚三氏によるデザインです。


鈴木揚三氏

また、同日にレセプションが開催された、空間デザイン機構による「KU/KAN賞」は、川久保玲氏による、コムデギャルソンの空間が選ばれました。

 

「ドーバーストリートマーケット ギンザ コムデギャルソン」(12年6月号)のデザインは鮮烈でした。そして、昨年の丸の内の店舗(11年6月号)や、最近の伊勢丹新宿本店における展開を見ると、他ブランドとの差異が際立って見えます。

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