6月6日(月)、増刊『Ryutaro Matsuura』が本日発売になりました。
「焦点を発⾒し、未来にひらかれた空間をつくる」をコンセプトに、デザインチーム「乃村工藝社 RENS」を率いる松浦竜太郎氏。そのデザイン手法は、ブランドの方向性を示すコンセプトワークから身体に触れる家具のステッチまで、マクロとミクロの観点を瞬時に行き来しながら進めるというものです。これまで手掛けてきた業態は、飲⾷店やブティック、ホテル、商業施設、ミュージアムなど多岐にわたり、近年では活躍の場を海外にも広げています。それらの空間を写真や図面で紹介すると共に、松浦氏の「デザインを通して未来や社会を明るくしていく」というデザイン・フィロソフィーを表現した一冊です。是非、書店にてご覧ください!

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ホテルオークラ京都 岡崎別邸
京都市京セラ美術館や平安神宮などの歴史的な観光名所が集まる京都・岡崎エリアにつくられたスモールラグジュアリーホテル。水平に連続する日本建築の特性から着想を得て、空間を緩やかにつなげていき、外の景色を取り込むように計画している(撮影/ナカサ&パートナーズ)



叙々苑 新宿小田急ハルク店
焼き肉店「叙々苑」の旗艦店として計画された、新宿小田急ハルク店のリニューアルプロジェクト。客席の周囲には、高さを変えながらアクリル板を設置。空間にリズムを生み出している。また、表面をチェーンソーで削り、音色を表現した(撮影/ナカサ&パートナーズ)



パナソニックミュージアム ものづくりイズム館
大阪・門真の「パナソニックミュージアム」で、同社のモノづくりのDNAを伝えることを企図した「ものづくりイズム館」。展示エリアを区切るパーティションは、レターサイズの和紙風アクリルで構成。上部から吊り、足元は磁石で固定している(撮影/ナカサ&パートナーズ)



イザ
田中タキ氏がオーナーを務めるセレクトショップ。天井から奥の壁面へ続くライン状の造作は、ステージにスポットライトが当たるイメージを表現。また、店内中央の大階段とフィッティングルームへ客の視線を誘導する効果を狙った(撮影/ナカサ&パートナーズ)



福岡空港国内線旅客ターミナルビル 環境
「福岡空港国内線旅客ターミナルビル」の再整備事業で商業エリアの内装設計を担った松浦氏は、建築設計を手掛けた梓設計とやり取りを重ねながら、環境全体の計画にも携わり、商業エリアと共用部の一体的なデザインを実現した(撮影/ナカサ&パートナーズ)



記事/松浦竜太郎が語る、デザインの「焦点」
ぼんやりとしたイメージや想いにFOCUSする。ピントを合わせ、本質を見いだす。綿密で心配りのあるアプローチを積み重ね、普遍的で長く愛されるものにしていく。松浦竜太郎がデザイン・フィロソフィーを語る。(撮影/近藤泰岳(ポートレート) ナカサ&パートナーズ)


Ryutaro Matsuura

発売日:2022年6月6日
定価:5,500円(本体5,000円)
形態:A4判正寸・144ページ
表紙:ホテルオークラ京都 岡崎別邸
   撮影/ナカサ&パートナーズ

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