12月号ブティック特集末の記事「ソーシャルメディアと共に進化するファッションメーカー」では、発展したウェブ技術を活用しているアパレル3社を取材しています。

現在、手軽にインターネットを利用できるスマートフォンやタブレット端末が普及し、ツイッターやフェイスブックなどのSNSが流行しています。この「今」を代表するかのようなデジタル技術を駆使している、サティスファクションギャンティードユナイテッドアローズポイントに話を伺いました。

フェイスブックで現在78万人のファン数を誇るサティスファクションギャランティードは、その莫大なファン数を活用し、商品企画にまで反映しています。取材時はファン数63万人でしたが、更に15万人も増えていることに驚きです。社長の佐藤俊介氏自身がフェイスブックページを管理しているとのこと。いつかブティックの概念を壊すようなショップをオープンしたいという言葉が印象的でした。

その他、ユナイテッドアローズの商品をCGモデルでスタイリングできるオンラインストアや、ポイントのiPadがディスプレイされるショップ「コレクトポイント原宿店」などについて聞いています。どちらもインターネットとリアル店舗が上手く連動するシステムでした。

総じて、ウェブによるリアルタイムに近い顧客とのコミュニケーションが可能となり、一層消費者目線の商品企画やシステム構築が進んでいると思いました。
更に発展すると、服を買うのに家から全く出なくなるようになるのではないか、とちょっと不安になったり、ウェブオートクチュールなる業態ができてもおかしくない、とも想像しました。

是非12月号お手に取ってご覧下さい。今後の店舗設計・運営の参考になれば幸いです。

取材にご協力頂いた方々、誠にありがとうございました。



RSS2.0