毎年、1月と9月に開催される国際見本市「メゾン・エ・オブジェ パリ」は、2015年1月23日(金)から27日(火)まで開催される1月展で、20周年を迎えます。

第1回目からクリエーションに特化した戦略を立てているこのイベントは、オリジナリティー溢れる分野横断性とライフスタイルを踏まえた会場構成が特徴で、「インテリア・シーン」や「Now !生活空間を彩るデザイン」と題した主要エリアでは、有名ブランドが趣向を凝らしたブースを展開しています。
3月10日から13日には「メゾン・エ・オブジェ・アジア」がシンガポールで2回目を迎え、5月12日から15日には「メゾン・エ・オブジェ アメリカ」がマイアミビーチで初開催となります。


会場の「パリ・ノール・ヴィルバント」。八つのホールで構成されており、それぞれのホールにテーマが設定されている


前述のように「メゾン・エ・オブジェ」にとって20周年となる今回から、デザイナー・オブ・ザ・イヤーとして、各展に1組が選ばれることになりました。パリ展で2組、アジア展で1組、アメリカ展で1組の計4組となります。2015年1月展のデザイナー・オブ・ザ・イヤーには、日本発のデザインオフィスnendoの佐藤オオキさんが選ばれました。nendoによるプレゼンテーションは、ホール8の「Now !生活空間を彩るデザイン」のエリアに展示されます。


2014年9月展の会場の風景


パリでは、1月に「パリ・オートクチュール・コレクション」も開催され、ファッション・インテリアに関する世界中のデザイナーやバイヤーが交錯します。トレンドの最先端を感じられる「メゾン・エ・オブジェ」に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
9月展に続き今回も『商店建築』では取材予定です。お楽しみに!



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