『月刊 商店建築』1月号の表紙を飾った「ルイ・ヴィトン 松屋銀座店」。その撮影秘話と、ファサード・デザインを手掛けた青木淳さんのお話をご紹介します。


ファサード夕景。建物に影が入る直前に撮影されました。


「ルイ・ヴィトン 松屋銀座店」のファサードを撮影するにあたって、他店舗ではあまり感じられないような戸惑いがありました。それは、どの“色”が正解なのかが、わからないということです。ファサードは、刻々と変化する日の光や周囲の照明により、さまざまな“色”に変化していきます。また、表面は真っ白に塗装されているかと言えば、そうではなく、乳白色のようにも見えます。
どの“色”が正解なのかについて、青木さんにお伺いしたところ、「何“色”にも感じさせない色を塗装した」という回答をいただきました。
「これまで手掛けてきたルイ・ヴィトンのファサードでは、何だろう、何でできているのだろうと考えた後に、考えさせることすらやめ、その上で不思議な気持ちで眺めてしまうことを意図してきました。このファサードも、アルミでできているけど、アルミとはあまり感じさせない。どのようにパネルが貼られているかも感じさせない。何色で塗装させているかも考えさせないことを意図しています」
では、実際にはどのようなデザインが施されているのでしょうか。詳しくは、本誌をご覧ください!

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月刊 商店建築 1月号
2,040円(税込)

新年特別企画/NEXT GENERATION ─ 次世代のストアデザイン
新作/ルイ・ヴィトン 松屋銀座店
業種特集/ファインダイニング&レストラン



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