講師の神谷利徳さん(左)と、セミナーの主催者である桑原才介さん(右)

先日、第2回めとなる桑原経営研究所の経営塾セミナーに行ってきました。今回の講師はインテリアデザイナーの神谷利徳さんです。神谷さんの仕事の領域はデザインのみならず、イベントプロデュースや地域再生事業アドバイザーなどへ広がっているとのこと。そうした中で、店づくりに情熱を注ぐ神谷さんの考え方とは。

 

神谷デザイン事務所 http://www.kamiyad.jp/

桑原経営研究所 http://kuwakenhp.jimdo.com/

今回のセミナーでは、まず、主催者の桑原才介さんによる「店舗デザインから見た外食産業史」からスタートです。普及型の成長時代、選択型成長を経て現在に至流れを、当時から外食のコンサルタントとして店づくりの現場を知る桑原さんならではの概説を聞くことができました。


そして、ゲストの神谷さん登場!!

学生時代のバーテンの仕事をはじめたお話など、会場じゅうが神谷さんのトークに引き込まれます。バーテンダーの仕事とデザイナーの仕事は同じ領域にあるという考え方には、神谷さんの生み出すデザインと、そのサービス精神の理由が垣間見える気がします。

「今は、個性化の時代だが、トレンドだけでいいお店がつくれるわけではないのです。ハートが必要。自分の身体で考えてみる」ことが大切とのこと。


「人につたえること」の大切さを、ユーモアを交えて語る神谷さんからはお店への愛情が伝わってきます。

最新のテクノロジーも知っている、社会的に良いことも知っている、しかし、それだけではない魅力的な飲食空間を生み出すことを、振り子にたとえて、両極のバランスを見つつデザインをしていくという考え方には、1000件以上のデザインを手掛けてきたリアリティーがあります。

 

そして、神谷さんに続く第3回の講師は、ゼットン社長の稲本健一さんです。こうした会場で直接お話を聞くのは、書籍や記事で読んで知るのとは、まったく違う理解があったり発見がありいいものです。稲本さんと神谷さんとのコラボレーションでも数多くの人気店がありますね!! セミナーは3/29(金)、15時〜。詳細は以下をご参照ください。

https://www.facebook.com/events/202472073226542/?ref=22

 

〈山倉〉

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