12月26日にリニューアルオープンした「巣鴨信用金庫 江古田支店」の内覧会に行ってきました。設計は、エマニュエル・ムホーさん(エマニュエル・ムホー アーキテクチャー+デザイン)です。ムホーさんは、「新座支店」(ファサード、アプローチ、インテリア)や「常盤台支店」(11年月号)、志村支店(11年8月号)の設計を手掛けており、今回で4店舗目となります。


江古田店は、賑やかな商店街の中にある


テーマは、“レインボーシャワー”。商店街に面していることから、空間の外部と内部に連続性を持たせたいと考え、ファサードや店内のオープンスペースに36色49本のステンレス製ポールが設置されました。通りからは、ポールの林立するファサードデッキやオープンスペース、本物の竹林の中庭越しにカウンタースペースを眺めることができ、地域に開かれた信用金庫のイメージを表現しています。


ポールが反射して映るガラス越しに、竹林の中庭が見える


2層吹き抜けのオープンスペース


ポールのカラーを反映する、オープンスペースの家具配置


これまでエマニュエル・ムホーさんが手掛けてきた「巣鴨信用金庫」については、増刊「FACADE Vol.01」に詳しく掲載されています。ムホーさんへのロングインタビューを通して、色とりどりの要素が鮮やかに組み合わされたファサードがどのようにして生まれたのか、そのプロセスや狙い、更には発想の源となる背景を紹介しています。是非、ご覧ください!


『FACADE Vol.01』¥3,150



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