「星のや」は、星野リゾートが展開するホテルブランドの一つで、今回、沖縄県の八重山諸島にある竹富島にオープンしました。

竹富島は、沖縄の古くからの文化が色濃く残る島で、島民達の手により景観ルールが決められています。その文化を大事にしながら、「星のや 竹富島」は計画されました。


「星のや」の敷地に設けられたアプローチ


施設のメーンエントランス


施設内には、島の伝統的な赤瓦屋根と石垣が続く風景を取り込んだ「沖縄らしいリゾート空間」がつくられました。
ランドスケープデザインはオンサイト計画設計事務所が、建物の設計は東 環境・建築研究所が担当しています。


平屋建ての客室棟が並ぶ


施設内には、「グック」と呼ばれる石垣が連なっている



客室棟はすべてグックで囲まれた沖縄の伝統的な形式


風の通り抜ける客室棟のリビング


バスルーム


その他、レストラン棟やプール、スパなどがあり、それぞれを白砂敷きの道と石垣、点在するガジュマルなど沖縄独特の緑がつないでいます。


共用ラウンジ


施設内には、沖縄独特の樹種が点在する


バンク状の芝生内に設けられた24時間利用可のプール


共用ラウンジでは、日替わりで島の歌や三線などの演目が行われる


施設を出て島内観光へ


島内の既存集落。赤瓦屋根と石垣の伝統的風景が広がる


7月28日発売の「商店建築8月号」では、「設計者へのインタビュー記事」などを交え、さらに詳しく「星のや 竹富島」をご紹介いたします。
また同号では、特別企画「インテリアデザイン教育論」の他、国内外のNewショップ、業種特集「ウエディング施設」など充実の内容でお送りいたします。
ぜひ、ご覧ください!
(高柳)



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