ロンドンで毎年開催されているレストランとバーに限定したデザインアワード「Restaurant & Bar Design Awards」。第5回となる2013年度の最終候補が発表されました。日本のデザイナーによるプロジェクトも複数選ばれています!!
Restaurant & Bar Design Awards 「shortlist」
http://www.restaurantandbardesignawards.com/entries/shortlist
2009年に始まった同アワードは、これまでに2500以上のエントリーがあり、世界の注目を集めています。2013年は670のエントリーがあり、イギリスほか約60カ国から最新のデザインが集まりました。
応募カテゴリーは、例えば、「Standalone Restaurant」、「Asia Bar」など27に細分化されていることも同アワードの特徴です。ちょっと変わったところでは、「Restaurant or Bar in a heritage building」つまり、歴史的建造物内のバー なんていうカテゴリーもあり、セレクトされた最終候補を眺めるだけであっというまに時間が経ってしまいます。
私が毎年注目しているのは、アジアカテゴリーと、「Restaurant or bar in a hotel」。ホテル内のバーは、洗練されたものが数多く集っています。また、「POP UP」部門も世界から集まった“仮設”的なデザインが楽しい!カテゴリーです。
今年は、日本人デザイナーによるプロジェクトとして Asia Bar部門で、ドイルコレクションの井上愛之さんが手掛けた「Cronus(クロノス)」(商店建築13年4月号 BAR特集掲載)、Asia Restaurant部門では、STYLEの大原宇貢さんによる「昇龍軒」、Lighting 部門では、活躍の場を世界に広げるGLAMOROUS co.,ltd.による「D」などが選ばれています。
最終審査は9月発表予定!! いまから楽しみですね。〈山倉〉
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商店建築オフィシャルサイトでは最新号の目次や掲載店舗の情報をご覧いただけます。 ぜひ、ご活用ください。
最新のBAR特集は、バーとクラブの設計経験豊富なデザイナーへのインタビュー記事「クライアントとのトラブル回避術」を掲載した商店建築13年4月号です。
「Cronus」設計/ドイルコレクション、「AMMO Restaurant & Bar」設計/WANG など、今年のRestaurant & Bar Design AwardsのShortlistに選ばれた空間も掲載しておりますので、ぜひご参照ください。
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