4月とは思えない程肌寒い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

先日、京都にてある展覧会の取材と撮影を行ってきたのでちょっとご紹介します。
京都・山科区、京都市を一望できる高台に建つ将軍塚青龍殿の大舞台にて奉納展示されてる「吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵」です。

2011年にイタリアのヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展にて模型が発表されたガラスの茶室「光庵」。
構想からおよそ5年後、京都・フィレンツェの姉妹都市提携50周年を記念する展覧会として実現されることになりました。


将軍塚青龍殿の大舞台にて奉納展示されている「光庵」


京都・山科区の高台に位置する将軍塚青龍殿の大舞台からは、京都の街並が一望できます

ガラスとステンレスの構造により、周囲の環境を取り込み、自然と同化するような茶室。
日本文化の根本を追求し、様式ではなく本質を表現したかった吉岡氏は話します。

この茶室には床の間も掛け軸もありません。
その代わりに自然の力を借りた「光」の仕掛けが施されています。


ある条件下のみ、茶室内に現れる虹の光

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京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年記念 特別展覧会「吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵」
展覧会|期間限定  2017年9月10日(日)まで開催
会場|将軍塚青龍殿 〒607-8456 京都府京都市山科区厨子花鳥町28
主催|青蓮院門跡
共催|株式会社吉岡徳仁デザイン事務所
後援|京都市
拝観料|500円
将軍塚青龍殿公式サイトはこちら

・YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=XjKJu97c3uI
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詳細は、月刊商店建築誌面にて後日ご紹介予定です。
お楽しみにしてください。

〈玉木〉



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