毎年1月と9月に開催する、インテリアデザインとライフスタイルの国際展示会「メゾン・エ・オブジェ・パリ」。
2023年9月展（会期：2023年9月7日〜11日）が近づいて来ました。
月刊『商店建築』では2022年に続いて今年も、会期中のレポート記事をご紹介します。

先ずは展示について、解禁となった情報をお知らせします。

◆9月展のテーマは「ENJOY - 喜びの追求」

Riverside perfume bottle by Reflections Copenhagen

「ENJOY！」それは、一つのトレンドに留まることなく、通過儀礼的な追求であり、新たな高揚へと誘うこと。行動方針を危機的状況に合わせ、社会やブランドが甘んじて受け入れていた厳格さから解放される歓喜の時。
メゾン・エ・オブジェは、「喜びの追求」に乗り出し、色彩、ぜいたくさ、大胆さ、ユーモアを次回展の付加価値として打ち出しています。そして「オブジェ」ゾーンに、新たなセクター「WELL- BEING&BEAUTY」が誕生し、また、ホール５Aの一部で展示していた「メゾン」ゾーンの「UNIQUE＆ECLECTIC」は、ホール8となり新たな会場構成となります。

◆「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」―ミュラー・ヴァン・セヴェレン

Fien Muller and Hannes Van Severen Studio Muller Van Severen

2023年9月展のデザイナー・オブ・ザ・イヤーは、ベルギーを拠点に活動するデザインデュオ、ミュラー・ヴァン・セヴェレンに決定。彼らの前衛的な作品は、トレンドだけでなく社会変動や市場の変化も先取りし、自分たち独自のコレクションを充実させ、数多くのブランドと革新的なコラボレーションを充実させています。デザイナー・オブ・ザ・イヤーの展示は、ホール7にて！

◆「ライジングタレント・アワード」―フランス
「メゾン・エ・オブジェ」では、毎回ひとつの国にスポットを当て、若い世代のクリエーターを発掘し世界に向けてライジングタレントを紹介しています。2023年9月展のライジングタレント・アワードは、フランスが特集されます。ホール６にて展示。

◆パリ市内では、メゾン・エ・オブジェと並行して同主催者SAFIによる「パリ・デザイン・ウィーク」（９月７日～16日）も開催されます。

「メゾン・エ・オブジェ・パリ」
http://www.maison-objet.com/

会期：2023年9月7日〜11日
会場：パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場（ZAC Paris Nord 2 93420 Villepinte France）
時間：午前9時30分〜午後7時（最終日は午後6時まで）
お問い合わせ先：メゾン・エ・オブジェ日本総代理店 ㈱デアイ（URL／http://www.deai-co.net　電話／03-3409-9495 　メールアドレス／mo-japon@deai-co.com）

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