本日、増刊『50 GRIPS』が発売になりました!第一線で活躍するデザイナーやアーティストにより制作された、ワイヤーシステム「ARAKAWA GRIP」のさまざまな事例を紹介しています。各事例が興味深いのはもちろんのこと、クリエイティビティーに必須な「つながり」を知る一冊に仕上がっています。是非、書店にてご確認ください。

【概要】
雑誌名:増刊『50 GRIPS』
発売日:2024年2月13日発売
定価:2,200円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CS65G7KG
https://shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=454

1975年に荒川技研⼯業が開発して以来、国内外の美術館や博物館、ギャラリー、ショップなどで使用されてきた、ワイヤー⾦具の調整機構「ARAKAWA GRIP」。それぞれの空間デザイナーのリクエストに応え続けた結果、現在の製品点数は500を越えます。また同社は、「ARAKAWA GRIP」の更なる活用方法を求めて、デザイナーとの展示企画も積極的に展開してきました。
『50 GRIPS』は、これまでコラボレーションしてきた50組のクリエイターへのインタビューから、「つながりが生み出す新たなデザインの可能性」が見えてくる一冊です。



店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2016」の荒川技研工業のブース(東克紀/橋本夕紀夫デザインスタジオ)。300kgまで耐えるワイヤーシステムで1.5tの庵治石を支えて強度を示すという、シンプルかつダイナミックな構成とした(撮影/ナカサ&パートナーズ)



ワイヤーに対してシンプルな規則を設けることで、空間に多様な曲面を生み出していった(鬼木孝一郎/鬼木デザインスタジオ)。鬼木氏は、「位置がずれると綺麗な曲線にはならないため、施工の難易度が高かった」と振り返る(写真2点撮影/太田拓実)



田邊曜 (田邊曜建築設計事務所)が設計した「TIERS GALLERY」のオープニングで開催された野老朝雄氏の個展「CONNECT」。岡安泉氏(岡安泉照明設計事務所)がギャラリーのために製作した、ディスプレイ什器一体型のスタンドライトが点在する(撮影/平賀哲)



インスタレーション「CUDDLE」(林登志也、安藤北斗/we+)は、高親水性のコート材料によって、アクリル板の下面に規則的な水の溜まりをつくり、葉先の朝露のような儚さと緊張感を表現している。アクリル板は、ワイヤーシステムにより水平に保たれている(撮影/林雅之)



「BELLUSTARTOKYO, A Pan Pacific Hotel」に設置された、ガラスアートと一体化したディスプレイ棚(永山祐子/永山祐子建築設計)。約300kgの作品は、ワイヤーシステムにより固定されている(写真3点撮影/阿野太一)



イタリアの照明メーカー「Catellani&Smith」の工房にて、パールゴールド加工のARAKAWA GRIPを眺める創設者のエンツォ・カテッラーニ氏。カテッラーニ氏は、「特注照明に組み込むことがある」と語る(写真2点撮影/Giorgio Oppici)



RSS2.0