JIDAギャラリーで開催中の「Design & Trade 震災復興支援活動の展示会に行ってきました。http://designtrade.jp/

『必需品』でなくてもココロと暮らしを彩るモノ、で支援する

をコンセプトに活動する、日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)の災害問題研究会、Design & Trade部会の方々が取り組む支援活動の展示が行われています。

会期:7月13日〜19日 10〜21時まで(最終日は20時まで)

会場:JIDAギャラリー(港区六本木5-17-1 AXISビル4階 )

 

代表の佐野正さん(Sano Design Office)に話を聞きました。

「どこで役に立てるかを考え、行政や全国からの支援物資が集中している避難所でなく、仮設住宅へ入居した人への支援を対象として、自分たちで声を掛けて集まった10万点以上の生活に必要なものを、ハンドキャリーで直接手渡す活動を行いました。企業や個人の方からの提供品を、自分たちで持って行ったのは、過去の震災ボランティアなどの課題を調査し、必要なモノを使ってもらい、不要なものは持ち帰ることがベストと考えたから」とのことでした。

 

展示会場には、コップ、バスマット、ひげ剃りなどの日用品や、子供向けの絵本などへの御礼を記したメッセージカードが壁に展示されていました。

 

震災直後、「デザイナーとして何ができるか」を考えたが、その前に、一人の人間としてまず行動し、そうすることで、「デザイナーとして」が見えてくるのではないか、ということをスタート時のスタンスとしたそうです。

5月と6月に実施し、次回は8月を予定。今の課題は、ハエの駆逐のためのアイデアとのこと。ぜひホームページもご欄ください。

http://designtrade.jp/

http://twitter.com/#!/Designtrade_jp








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