ソーシャルデザイン -社会をつくるグッドアイデア集
グリーンズ 編
発行/朝日出版社
760円+税

「ソーシャルデザインとは何か」をテーマに、さまざまな取り組みを紹介した一冊。アートを用いて街をにぎやかにするイベント「八戸のうわさ」や、東日本大震災からの復興のためのプロジェクト「石巻2.0」などクリエーターがかかわり、コミュニティーの形成や活性化を図る活動、また、おばあちゃんの手作りニットブランド、ある街の選挙投票率向上キャンペーン、若手農家が自ら「かっこいい農業」をプロモーションしたウェブサイトなど、多様な事例が取り上げられている。
一つのアイデアが、社会=ソーシャルを巻き込みながら、より良い環境や人々の幸福を生む事例は、「現状を変えたい」という意思が原動力であることを感じさせる。それらは、人々が生きていく中で直面する社会的な課題や、いき詰まった仕組みは、個人的な取り組みによって解決できたり、変えていける可能性があることを示唆している。



開催中のイベントや、もうすぐ開催予定の展覧会情報などをご紹介します。
現在開催中(もうすぐ終了)
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〔東京〕長谷川豪 スタディとリアル

会期:~2012年3月24日 午前11時~午後6時(金曜日のみ午後7時まで)

休館日/日・月曜日 
会場/ギャラリー間
入館料/無料

問い合わせ/03-3402-1010 
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex120114/index.htm
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〔東京〕重森三玲 北斗七星の庭展

会期:~2012年3月25日 午前11時~午後7時(水曜日は午後9時まで) 

休館日/月曜日 
会場/ワタリウム美術館(外苑前) 

入館料/一般1000円 学生(25歳以下)800円 

問い合わせ/(03)3402-3001 

http://www.watarium.co.jp/

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〔東京〕今和次郎 採集講義展

会期:~2012年3月25日 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日/月曜日 
会場/パナソニック 汐留ミュージアム

入館料/一般500円 大学・高校生300円 中学・小学生200円 65歳以上400円 (団体料金、障がい者手帳料金あり)

問い合わせ/(03)5777-8600 

http://panasonic.co.jp/es/museum/

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3月号で取り上げている隈研吾氏によるスターバックスの新店舗。


現在好評発売中の商店建築3月号では業種特集でおよそ100Pにわたって最新のカフェデザインを紹介しております。また今月28日に発売されます4月号ではカジュアルレストランを特集予定です。

弊社発行の書籍の中にもカフェやレストランなどに焦点を当てたものがあるのをご存知でしょうか。
今回はそのような書籍の中から『カフェダイニング』を紹介したいと思います。




3月16日、待望の「DOVER STREET MARKET GINZA COMME des GARCONS」がオープンしました。写真は前日のオープニングパーティーの様子。パーティーの晩もすごい混雑でした。グランドオープン当日は、その比ではなかったようですね。この空間は、言葉だけでは伝えきれません。ギンザコマツ西館へ、ぜひ!



杉材を利用したテーブルの表面は、わずかにカーブしたデザイン


奈良県の十津川村で、森林資源の循環などをテーマに掲げる「TOTSUKAWA FURNITURE PROJECT」の展覧会が、リビングデザインセンターOZONEで、先週行われていました。 デザイナーとして指導的な立場で参加しているのは、岩倉榮利さん。



東京・リビングデザインセンターOZONEで、早稲田大学創造理工学部建築学科の有志による 「New Horizontal Hold 腰掛けから建築へ展」 が開催されている。



建築文化シナジー『建築プロフェッションの解法』
高橋正明 著
発行/彰国社
2100円+税

若手建築家らへのインタビュー集。図らずも登場者の多くは、建築家としての在り方について異口同音に次の四つのことを語っている。「良い/悪い」の趣味的判断を超えて、社会で共有される分かりやすいメッセージを語るべき。デザインするための枠組みや状況自体をデザインすべき。アトリエ事務所のボスの作家性や主観性をベースにしたデザインを避け、プロセスに注目し、事務所全体で強いチームになるべき。フラットな人間関係で設計すべき。
これらは、とても繊細で思慮深くナイーブなスタンスと言える。センセイ然とした旧世代の建築家像とは対照的だ。彼らこそ、永田宏和氏の言及する「謙虚だけどセンスのある建築」を生み出すのではないか。なお面白いことに、海外での実務経験の多い豊田啓介氏と迫慶一郎氏だけは、必ずしもそのナイーブさを肯定していない。
新世代の日本人建築家の特性を概観できる充実した一冊。



開催中のイベントや、もうすぐ開催予定の展覧会情報などをご紹介します。
現在開催中(今月終了)
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〔東京〕インターネットアートのこれからーポストインターネットのリアリティ

会期/〜2012年3月18日[日] 午前11時〜午後6時

休館日:月曜日,保守点検日(2/12)

会場/NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリーA 

入館料/一般・大学生500円
問い合わせ/http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2012/Internet_Art_Future/index_j.html
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〔京都〕100% Architects─ 建築家がつくる夢 ─
会期/2012年3月16日~18日 午前10時~午後6時 
会場/京都文化博物館 別館ホール 
入場料/無料
問い合わせ/(075)222 -0888 
http://www.bunpaku.or.jp/
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〔東京〕日本の木と共に暮らす
会期/~2012年3月20日 午前10時30分~午後7時 
休館日/水曜日(祝日を除く)、2月19日 
会場/リビングデザインセンターOZONE
入場料/無料 
問い合わせ/(03)5322-6500 
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/special/index.html

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3月11日です。あの日から1年が経ちました。

今日、平穏な暮らしができる恵まれた境遇に感謝しつつ、一日を過ごしたいと思います。

 

先日、dairy pressの竹形さんが来社して、教えてくれました。建築家の長坂常さん、dairy press竹形尚子さん主催によるチャリティバザーが HAPPA(目黒区上目黒2-30-6)で本日開催されるとのことで、午後行ってみようと思っています。



アプローチの異なる6つのプロジェクトを、自身も復興支援活動に参加するエディターの加藤純さんに執筆していただきました

2011年3月11日に起こった東日本大震災から、1年が経とうとしています。
被災地では復興に向けたさまざまな活動が行われています。

発売中の商店建築3月号では、デザイナーや建築家による、被災地での復興活動を「震災後1年のデザイン」と題したレポートで掲載しています。




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