月刊商店建築2010年8月号の連載「DETAIL and ELEMENTS」(P.202)の「焼肉トラジ イルシム/鉄板焼一心」の原稿に、同店と関連のない文章が掲載されていました。読者ならびに関係する皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
 
修正した誌面のPDFはこ下記のURLからダウンロードしてご参照ください。
また、正しい原稿全文を以下に記し、訂正させていただきます。


以下、訂正原稿を記載させていただきます。


額縁として夜景を見せるピクチャーウインドー
D:橋本夕紀夫デザインスタジオ

東京湾の夜景を望む、鉄板焼きと焼肉の複合店の間仕切り壁にあるウインドーのデザイン。鉄板焼きコーナーの周囲に、焼肉のテーブル席が並ぶレイアウトになっている。鉄板焼きカウンターは、客席の正面にある横長の窓から、焼肉の客席越しに夜景を望むことができる。
デザインを手掛けた、橋本夕紀夫氏は、「鉄板焼きコーナーは、窓際に配置することができなかったのですが、素晴らしい夜景を感じられるスペシャルな場所にしたいと考えました。周囲よりも床を250㎜上げ、開口部に向けた大きな窓を設けることで、夜景の見える席にしています。この窓は、壁に絵が掛かっているような印象にしたかったので、わざと額縁のようにエッジを目立たせるデザインにしています。スパッと切り取ってフレームの厚みを見せないような開口部とは逆の考え方で、わざと壁の厚みを感じさせ、中に見える風景を強調することを意図しました」
鉄板焼きコーナーからは、隣接する焼肉のお客がちょうど見えない高さ設定になっており、焼肉店側から見ると、この奥は何があるのだろう、と興味を引く仕掛けにもなっている。〈編集部〉



RSS2.0