先週の金曜日から、内田繁デザイン展「茶の湯の風景」が、桑沢デザイン研究所(東京・渋谷区)で始まっています!

 

内田繁デザイン展「茶の湯の風景」

会期:7/17(金)~28(火)

会場:桑沢デザイン研究所 1階P1ホール

http://www.kds.ac.jp/kdsdesignnews/details.php?id=694

 

さっそく、初日に会場に行ってみると、内田繁さんが、ここで「ランドスケープとして見せたかったんだ」と、広い空間の中に茶室「受庵 想庵 行庵」などを点在させた意図を説明してくださいました。


こちらの茶室は、乱れ編みの行庵。もれだす光がまた美しいのです


四つ目編みの整然とした面で構成された茶室「受庵」の内部


会場奥ではDancing Waterが迎えます



左手に見える和紙で包まれた茶室は「想庵」。これら三つのお茶室は、1995年にミラノで発表されたものです

茶室、「受庵 想庵 行庵」の三庵が揃っていることも注目ですが、すべてに中に入ることができます!! 2011年にインテリアエレメント展で展開した、カラフルな樹木を茶室から見上げるも良し、四つ目編みの均整のとれた「受庵」に入り、外の猛暑とは切り離された感覚に身を委ねてみるのはいかがでしょうか。

学校内のホールですが、どなたでも入ることができる展覧会です。お見逃し無く!!
原宿駅から徒歩7,8分、渋谷駅からだと徒歩10分少々です。〈山倉〉

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また、近日発売予定の次号 商店建築15年8月号(7/28発売予定)では、創刊60周年特別企画として、内田繁さんと杉本貴志さんによる対談を掲載します。テーマは、「私が衝撃を受けたインテリアデザイン」として、お二人が1960年代後半以降に心に強く残るデザインについて、小泉誠さんに聞き手役に熱く語っていただきました。

完全保存版の8月号をお楽しみに!!




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