Designのお祭り、デザインウイークが始まりました。
まずは「SHOWCASE」!! 
先週土曜日のレセプションから、数日経ってしましましたがそのレポートです。
第二回目となる今年は、代官山で11/3(月)までの開催です。

SHOWCASE 2014
 概要

会期:2014年10月25日(土)~11月3日(月・祝)


時間:11:00〜20:00
会場:旧 代官山ラヴェリア アネックス 2F (東京都渋谷区代官山町20-23)


入場料:500円


主催:株式会社E&Y、株式会社メソッド、株式会社スープ・デザイン
 

公式サイト: http://www.showcase-web.com/

 

「美の価値を集め、記すこと」 という、このエキシビションの目指すことをあらわすような、尖った、そして、オリジナリティーの高い作品、家具の提案が集まっています。厳選されていること、の意義を感じる展示空間が広がっていました。

 


中村竜治さんによる「柱の間のベンチ2/Bench 2 Between Pillars」。それぞれの筒はベニヤを丸めて糸で縫うように固定されているもの。上下に張られた糸が変形を防ぐ仕組み


円筒のベンチが連なっているため、一つが圧縮されても左右の円筒が変形を抑えてくれるのです


スイスの建築スタジオ「アトリエ オイ」によるペンダントライトのインスタレーション「Stelle Filanti Installation」。吹きガラスのディフューザーをレザーのメッシュで吊っている。レザーメッシュが上下に動く様を見せてくれます


アンリアレイジの森永邦彦さんによるUVレーザーを組み合わせた展示「ANREALAGE × rhizomatiks SHADOW」


台湾のプロダクトデザイナーPILI WUさんによる「Plastic Classic」という展示。伝統的な曲木椅子を大量生産のスツールと共に対比的に見せる


長坂常さんによる「For LLOYD」、竹を照明器具やハンガーに用いるデザイン。青竹と塩ビパイプのエルボが組み合わされている。このブレた写真では竹の質感がまったく伝わらずまことに恐縮ですが…

出展者:
〈台湾〉
CHE WANG(建築)、GINA HSU(アート/プロダクトデザイン)、HSIEN-HSUN HUANG(グラフィックデザイン)、PILI WU(プロダクトデザイン)、SHIH-YANG CHANGCHIEN(イラストレーション/プロダクトデザイン)、YA-WEN CHOU(アート/プロダクトデザイン)
〈日本〉
寺本 愛(イラストレーション)、長坂 常(建築)、二俣公一(建築/プロダクトデザイン)、森永邦彦(ファッション)、中村竜治(建築)、中坊壮介(プロダクトデザイン)
〈スイス〉
アトリエ オイ(建築/プロダクトデザイン)、エイドリアン・ロベロ(プロダクトデザイン)、カルロ・クロパス(プロダクトデザイン)、コリン・シェーリー(プロダクトデザイン/グラフィックデザイン)


代官山の駅から歩いて3分ほど、すぐですのでぜひ会場で実物をご覧ください!

1990年生まれの寺本愛さんや、1986年生まれのPILI WUさんなど20代の現代の気分、空気をあらわすの気鋭のデザイナーの作品を見られることは貴重です。〈やまくら〉



-------------------------------------------------------------------------

商店建築オフィシャルサイトでは、 最新号やバックナンバーの情報を見ることができます。 ぜひ、ご活用ください。

 

表参道ジャイルの「visvim」外観夜景カットの鮮やかなカラーが目を引く商店建築14年11月号は、絶賛発売中です! 

そうそう、visvimについては、2006年のF.I.L.仙台や、その後のF.I.L.京都、さらには、2009年のF.I.L.ワンチャイ(香港)や、F.I.Lシンガポールといった、これまでの空間デザインの系譜を見せる記事(P.53)もあります。お見逃しなく!!




RSS2.0