いつもご愛読いただき、ありがとうございます。

設計者の皆さん、最近、こんなふうに悩んだことはありませんか。
「ウィズコロナ時代には、どんな空間を設計すればいいんだろう?」
「お施主さんに、今までどおりの提案をしていて、良いのだろうか?」


そう考えたことのある方にヒントをお届けしたくて、以下のようなトークセミナーを開催します。


トークセミナーのタイトルは、〈ウィズコロナ時代に求められるのは、コミュニティー醸成型の「職住一体」空間だ!〉です。
開催日は、「11月11日(水)14時〜15時」。
場所は、東京ビッグサイト。
「聴講無料」「事前申込制」です。
 https://www.jma.or.jp/homeshow/seminar/program.html


ゲストに、建築家の仲俊治さん(仲建築設計スタジオ)をお迎えします。
 https://www.nakastudio.com

仲さんは、これまでずっと「小さな経済」「地域社会圏」「生業を中心とした生活環境」「職住一体」「中間領域」といったことをテーマにして、設計と研究をしてこられました。
そんな建築の在り方が、ウィズコロナ時代には、これまで以上に本格的に求められるようになる。毎月の「月刊 商店建築」の取材を通して、そう感じています。

  
  
  
コロナ禍を経て、人々の関心は、自宅での生活や、徒歩圏内の近隣地域に向き始めています。
そうしたエリアに求められるのは、「働く」「暮らす」「商い」が一体化した、コミュニティーを生み出す拠点となるような建築です。
その設計手法を、建築家の仲俊治さんから、皆さんと一緒に学びたい。そう考えました。

そこで、セミナー当日は、仲さんに以下のような質問をぶつけてみようと思っております。

●「小さな経済」「生業を中心とした生活環境」って何ですか?
●「住人の個性(特技や職業)が外部へと滲み出るような空間」を、どう設計しているのですか?
●「人が集まりたくなるような身体的に心地良い空間」を、どう生み出すのですか?
●「小さな経済」がうまくまわる条件は?
●職住一体の建築は、スケールや立地に応じて、どんなふうに設計していけばよいのでしょうか?


なお、このトークセミナーは、建築関連の大型見本市「Japan Home & Building Show」の中で開催されます。
 https://www.jma.or.jp/homeshow/
 https://www.jma.or.jp/homeshow/seminar/program.html

「Japan Home & Building Show」は、毎年恒例で秋に開催されています。
中身は8個の見本市で構成されており、そのテーマは以下のような感じです。
・店舗・商業空間
・イノベーションオフィス
・トイレ、バス、キッチン
・ランドスケープ
・住まいに関する建材・部材・設備
・団地・マンションのリノベーショ
つまり、建築とインテリアに関する総合見本市ということですね。


改めて、概要は以下のとおりです。


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トークセミナー
 〈ウィズコロナ時代に求められるのは、コミュニティー醸成型の「職住一体」空間だ!〉
 11月11日(水)14時〜15時
 東京ビッグサイト
 ゲスト:仲俊治さん(仲建築設計スタジオ)
 https://www.jma.or.jp/homeshow/seminar/program.html

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このセミナーは、以下のような方に向いています。
●「ウィズコロナ時代には、どんな建築や空間が人を幸せにするんだろうか」と考えている設計者の皆さん。
●「地域コミュニティーを自然に生み出す拠点となるような建築」を建ててみたいと思っているお施主さん。
●「いま、人々が住みたいと思うエリアづくりは、どんな建物を拠点にして広げていけばよいのか」と考えている、行政に携わる皆さん。



ちなみに、商店建築セミナーの他にも、見本市の会期中に、建築家の青木淳さん、乾久美子さん、豊田啓介さんらも各セミナーに登壇されるようです。
空間設計に携わる方々は、必見ですね。
 
会場でお会いできるのを、楽しみにしております。〈塩田〉




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