先日、ベルサール飯田橋駅前でグラフィソフトジャパンと商店建築のコラボレーションセミナー「店舗デザインのトレンドとBIM活用のメリット」が開催されました。

第一部は、
「 Communityを創造する空間デザイン」をテーマに、窪田建築都市研究所・窪田茂氏と弊誌編集長・山倉礼士とのトークセッション。

日本のブックカフェの先駆けである「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」、ボトルパッケージに入ったTシャツが印象的な「UT STORE HARAJUKU」、世界初のカフェ、レストラン、物販店を融合したショールーム「MERCEDES-BENZ CONNECTION」など、氏が携わった数々のプロジェクトを見ながら、人(顧客)の動きを考え、興味を創造すること、コミュニティデザインの在り方について語られました。



第二部は、
「世界で勝つデザインプレゼンテーション」をテーマに、スパイラルデザイン・高橋氏による基調講演。

現在進行中の中国・上海の大規模商業施設計画では、プレゼンテーションから設計、施工まで、すべての工程でBIMを用いて、設計、施工者の情報共有、コミュニケーションツールとして活用されています。



ほかに、グラフィソフトジャパンのBIMツール最新バージョン「ArchiCAD 18」のプレゼンテーションが行われるなど、店舗デザインの潮流とBIM活用の現場を知る、有意義な一日となりました。


BIMは、迅速な提案やクオリティの高いプレゼンテーションをはじめ、2次元、3次元データをボーダーレスに確認、情報を共有できるなど、設計や施工の質の向上とともに、施主や設計者、施工者の信頼関係を深める重要なツールとなります。商空間デザインの分野においても、今後ますます活用されることを期待したいと思います。

<武村>

お問い合わせ先
グラフィソフトジャパン 株式会社
http://www.graphisoft.co.jp/



RSS2.0