読者の皆様のおかげです!
どうもありがとうございます!
  
今日のテーマは、お礼と、皆さんに「届けたいもの」。
お仕事の合間のリラックスタイムを、15分だけください。
 
 

  

長い梅雨が明けてから、酷暑の毎日が続いていますが、そんな中で、すみません、暑苦しいくらいに声を大にして、もう一度、言わせてください。
どうもありがとうございます!!!
 
なにが、そんなに、「ありがとうございます」なのか。
はい、この8月号で、小誌は、通巻800号を迎えました。
創刊号は、1956(昭和31)年8月号でした。
これは、まさに、毎月ご愛読くださっている皆さんのおかげです。
そして、いつも取材にご協力くださっている、設計者の皆さん、店舗オーナーの皆さんのおかげです。
 
というわけで、今日は、皆さんにお届けしたいものがあります。
感謝の気持ちを込めてお届けしたいものがあるんです。
  


「月刊 商店建築」19年8月号 ホテルで振り返るインテリアデザイン史

それは、2号に渡る、「特別企画」です。
ええ、もう、編集部のメンバーが、汗かいて、あちこち取材に走りまわりました。
特に、やる気と体力のある若手メンバーを中心に、みんなが撮影やインタビューに走りまわったんです。
たくさんの人に会いに行ったんです。
「読者の皆さんに、いつもと趣の違う、特別なものをお届けしたい」という一心で。
 
しかも、編集長からは、「インテリアデザインの歴史に目を向ける特集にするけれど、決して『昔話』で終わるような誌面にしてはいけない。店づくりに関わる読者の皆さんの『今』と『これから』にヒントを提供できるような、アクチュアルな内容にしよう」と、かなり難しいお題を投げかけられつつ。
編集担当者は、最初は「あっ、はい、、、」とか言いながら、すごく知恵を絞って、誌面に登場していただく方々のリストを何度も検討して修正したり、取材先の方々への質問事項も工夫していました。
 
 
 
で、あのぉ、ここで、すみません、800号記念ってことで、今日だけ、ちょっとだけ自画自賛させてもらってもいいでしょうか。
知恵を絞ったり、走りまわった結果としてですね、予想を上回る、非常に面白い原稿を集めることができたんです。
いや、もちろん、ある程度、予想はしてました。「この方々にこのテーマでインタビューしたら、面白いだろうな」って。
いつも「取材の成果」とか「記事の完成像」をイメージして、企画を練って、「これで、いける」と思えたら、取材をスタートするわけです。ところが、今回、その「想定イメージ」をさらに上回る成果が得られたんですよね。
だから、あなたにもぜひ読んでいただきたい。
いま、そう思っているんです。
 

 
 


「月刊 商店建築」19年8月号 ホテルで振り返るインテリアデザイン史

 
ごめんなさい、そろそろ具体的に言いますね。
 
「月刊 商店建築」19年8月号です。
7月28日に発売されました。
つまり最新号です。
https://www.shotenkenchiku.com/mailm/?id=00182
 
特集タイトルは、「通巻800号記念特集/ホテルで振り返るインテリアデザイン史」。
記憶に残る名作ホテルから、インテリア史を振り返っています。
ホテルは、商業空間の「総合芸術」です。飲食、物販、ラウンジ、居住空間、水回りといった、あらゆる要素を含むホテルという業態には、商業空間デザインの時代性が色濃く反映されます。京王プラザホテル、赤坂プリンスホテル、パークハイアット、ウィズザスタイルなど、時代を象徴する多数のホテルを通して、インテリアデザイン史を振り返ります。
 
詳しくは、こちら。
http://www.shotenkenchiku.com/blog/new/entry-895.html

 
 



  
更に、この8月号には、大特集「ファッションストア ~柔らかい色彩と光とマテリアルで魅せる、ブティックの空間デザイン」も入っています。
「ジョルジオ・アルマーニ」「JIL SANDER」といった海外ブランドの日本店から、「ナオキタキザワ」のようなドメスティックブランド、そして、そごう西武のパーソナルオーダー店まで、ファッションを取り扱う店舗を一挙に掲載します。ポイントは、空間に個性を与えながら商品の背景となるようなマテリアル(建材)です。
 
詳しくは、こちら。
http://www.shotenkenchiku.com/blog/new/entry-897.html



 

 
 
  
話を戻します。
「通巻800号記念特集」の話でした。
先ほど、「2号に渡る特別企画」とお伝えしました。
なぜ、2号か。
1号じゃ、読者の皆さんへの感謝の気持ちを表現しきれない。そう感じたからなんです。

  

 


まだどこにも公表していない告知画像です。この写真の店がどこか分かったあなたは、店舗デザインマニアです。(^ ^)

   
ここで、突然ですが、設計者の皆さんに質問です。
あなたは、飲食店や物販店を設計するとき、「このお店は、何年くらい使われるか」について、どんなふうに考えていますか?
ファッションブティックならば、場合によっては、3年から5年で移転や改装をすることを想定して設計しているかもしれませんね。
飲食店だともう少し長いでしょう。
個人オーナーの飲食店なら、10年以上を想定するかもしれませんね。
けれど、「開業3年で約7割が閉店する」とも言われる厳しい飲食店業界ですから、せっかく経営者と二人三脚で「長く運営していこう」と考えて設計したお店も、想定よりも短命に終わってしまう可能性も大いにあります。
せっかく設計するなら、長く愛されるお店であってほしい。
それが、設計者の皆さんの素直な気持ちではないでしょうか。
 

そこで、19年9月号の「通巻800号記念特集 vol.2」では、「長く愛される」をテーマにしました。
特集のタイトルは、「タイムレスな店舗デザインを求めて」。
発売は、8月28日ですが、Blogをご覧の皆さんにだけ、ちょっとチラ見せで、告知してしまいますね。(上の画像です)
  
  
20年、30年、そして今も続く秀逸な空間デザインの店を、インテリアデザイナーとともに訪ねたり、デザイナーに「感銘を受けた店」をアンケート取材したりするなど、日頃の誌面ではできない取材を敢行しました。そこから、「長く繁盛し続ける店を生み出すために、インテリアデザイナーは何ができるのか」を探っていきます。
 
 
すみません、もう一度だけ、自画自賛させてください。
9月号でも、すごく深みのある【保存版】にふさわしい、原稿が集まってきたんです。
だから、ぜひ、あなたの事務所の書棚に置いておいてほしい。素直にそう思える仕上がりになっています。

もしかすると、すぐに明日の仕事に役立つ即効性のある内容ではないかもしれません。
けれど、間違いなく、長い時間をかけて、あなたのデザイナー人生を変えてくれます。あなたのデザイナー人生に、そして日々の仕事に、深みと凄みを与えてくれます。そんな重厚な原稿が集まったんです。
 
昨日、9月号を、作り終えました。
 
 
早く皆さんのお手元にお届けしたい。そして、長く皆さんのお手元に置いておいていただきたい。
校了日のドタバタから一日経った今は、そう感じております。






19年6月号「カフェ特集」

 
 
あっ、でも、もちろん、小誌は、「すぐに役立つ特集」も、たくさん掲載しているんです。デザイナーの皆さんのための実務雑誌ですから。
というわけで、最近、好評だった実務に役立つ特集を、2つご紹介しますね。
 
 

一つは、19年6月号「カフェ特集」です。
そのカフェがあるだけで、街の雰囲気が少し変わっていく。そんなカフェがたくさん載っています。
これからまだまだ全国に増えそうな、日本茶カフェも掲載しました。
話題の「STARBUCKS RESERVE ROASTERY 東京」も掲載しました。
https://www.shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=339


6月号。話題の「STARBUCKS RESERVE ROASTERY 東京」も掲載しました

 
 
で、この6月号、実は、カフェ特集だけじゃないんです。
1冊全体が、「気軽に立ち寄れる飲食空間」という大特集になっているんです。
ビアバー、ワインバー、角打ち店まで載っています。
つまり、1冊まるごと、カジュアルな飲食店の大特集なんです。
なぜなら、カジュアルな飲食店が進化しているということが、今の日本の商業デザインにおける大きな潮流だからです
個々のデザインももちろんですが、その潮流を押さえておいてください。
 
詳しくはこちら。
http://www.shotenkenchiku.com/blog/new/entry-889.html

 



7月号。小誌で初めて特集した「角打ち」


19年7月号「「スモールホテル」特集

 
もう一つ、好評をいただいている近刊が、19年7月号です。
小誌で初めて、「スモールホテル」という特集を組みました。
なぜなら、いま最も熱いジャンルだからです。

さきほど、「カジュアルな飲食店が進化しているということが、今の日本の商業デザインにおける大きな潮流」と書きました。
宿泊業界でも、同じなんです。
ホテル未満のカジュアルな宿泊施設、つまり「ホステル」が、今、進化しています。
それを、誌面でお届けしました。

詳しくはこちら。
https://www.shotenkenchiku.com/products/detail.php?product_id=341

http://www.shotenkenchiku.com/blog/new/entry-893.html




小誌で初めて、「スモールホテル」という特集を組みました


「スモールホテル」のポイントは、素材感、コミュニケーションスペース、そして、その土地に根ざした空間構成です

 
 
 
最後に、もう一度、おさらいしましょう。


【今のトレンドを知りたい方】
・カジュアルな飲食店 → 19年6月号
・カジュアルな宿泊施設 → 19年7月号

【トレンドを超えた、タイムレスな商業空間づくりに興味のある方】
・ホテルから見るインテリアデザイン史 → 19年8月号
・タイムレスな商空間デザイン → 19年9月号
 
 
あなたは、どのタイプですか。
短期的にも長期的にも、あなたのデザイン業にお役に立てる資料を届けたい。
いつも、「月刊 商店建築」編集部は、そう考えています。
本日も、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。〈塩田〉
 
 
 
 
 
 




 
 

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商店建築2019年8月号

通巻800号 特別企画/ホテルで振り返る、インテリアデザイン史
大特集 /ファッションストア
表紙:ホテル年表より
2019年07月26日発売
¥2,100
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