付近のビルから見下ろしたブルジュハリファとその周辺の開発。右手に見えているのは、水族館やキッザニアの入った巨大ショッピングモール


先月後半、ホテルの撮影のため、アラブ首長国連邦・ドバイに行ってきました。

アルマーニ・ホテル・ドバイの撮影です。

世界一高い高層ビル「ブルジュハリファ」の低層部に入っています。

 

現地は、連日40℃を超す気温で、湿度も高く、炎天下を歩くのは、数分が限度といった感じですが、ホテルの内装デザインは超クール。アルマーニ氏の美学が隅々にまで反映されており、客室通路にはドアノブなどの突起物が一切なく完全にフラット。客室も共用部も、家具はすべて「アルマーニ カーザ」で統一。

ソファのファブリックにはアルマーニ氏の好きな竹の柄が使われていたり、共用部の壁面は屏風のような金のファブリック張りになっていたりと、どこか日本人にも親近感のあるデザインです。

 

ホテルは、160室と比較的コンパクトな規模ながら、五つのレストラン(イタリア料理、インド料理、日本食など)、更にナイトクラブ、ラウンジ、バーもあり、いろいろなシチュエーションで食事とお酒を楽しめます。

 

ホテルのスタッフやシェフの方々はヨーロッパ圏やアジア圏などさまざまな国から集まっており、実にインターナショナル。みなさん、とてもフレンドリーな雰囲気で、撮影にもご協力いただきました。特に、イタリアンレストランの支配人、ロベルトさんが最高に明るい笑顔と気さくなおしゃべりでお客さんをもてなし、インパクト大です。ロベルトさんのおかげで、ハイグレードな料理も行きつけのトラットリアのようなリラックスした雰囲気の中で楽しめるという、独特な雰囲気が生まれています。現地へ行かれた方は、ホスピタリティーの参考にぜひ足を運んでみてください。

 

撮影では、客室やロビーをはじめ、スパ、ボールルーム、ビジネスセンターまで、じっくり撮ってきました。10月号をどうぞお楽しみに。

 

アルマーニ・ホテル・ドバイhttp://dubai.armanihotels.com

アルマーニ カーザ http://www.armanicasa.com


客室フロアの通路。徹底したミニマム


ビジネスセンター。宿泊者は、ここでパソコンを広げ作業ができます。なお館内には、LANケーブルはなく、wifi接続


客室のリビング


向こうに見えるのが、ブルジュハリファ。右手は、ショッピングモール。手前は、酷暑の中で奮闘するカメラマンの梶原さん。いい写真たくさん撮れましたよ~



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