水盤の向こうに山々の緑が広がる


撮影で、箱根宮ノ下の人気旅館「箱根吟遊」のスパ「Ginyu - Spa」へ行ってきました。

箱根吟遊は、以前に弊誌2004年6月号でもご紹介した、ダイナミックなロケーションに立つ温泉旅館です。
その敷地の一角にあった「離れ」の露天温泉だった建物が、スパへとリニューアルされました。改修設計を手掛けたのは、P.D.S. ARCHITECTS。
山々の緑に向かって水盤と露天風呂が突き出しており、爽快で雄大なロケーションを堪能できます。癒やされそうです。今年の夏は、こんな空間で涼を取ってはいかがでしょうか。
 
ここ数年、温泉旅館には、気持ちいい温泉と美味しい料理の他に、日中に過ごせるコンテンツが求められています。体験型プログラムなどもその一つでしょう。もちろんスパも重要なコンテンツの一つ。今後しばらく設計者の方々にとって、このように旅館にスパを新設したり、既存のスパをリニューアルするといった設計の機会が増えるかもしれません。
では、どんな機能や空間を用意すればよいでしょうか。
「Ginyu - Spa」の詳しいデザインや設計コンセプトは、近々、スパ&ビューティーサロン特集でご紹介いたします。




撮影しながらデータのチェックをする写真家の奥村浩司さん



RSS2.0