サントリーミドリエ株式会社が主催し、当社が協賛する第2回2010年 サントリー ミドリエ デザインコンテストの受賞作品が発表されました。
土を使わない新しい緑化システム「ミドリエ」は、ショップや公共空間などで幅広く活用されています。このミドリエに使用されている新素材「パフカル」は、土のようにくずれること無く、形を保ったまま水分をキープすることができるもの。この「パフカル」を使った新しいデザインを募集するコンテストの最優秀賞1点、優秀賞3点、審査員特別賞1点が発表されました。


最優秀賞を受賞した、大木陽平さん(東京都・サンフールズデザイン)による「ROPE」。パフカルをひも状にすることで、より自由に使えるという提案。「 “曲がる” “やわらかい”というパフカルの新しい特性の発見が素晴らしい」(審査員・飯島直樹氏)など、高い支持を集めました


最終審査会の様子。左から、建築家の青木淳氏、サントリービジネスエキスパート・デザイン部長の加藤芳夫氏、インテリアデザイナーの飯島直樹氏、ランドスケープアーキテクトの長谷川浩己氏

詳しい内容は、月刊商店建築2010年12月号、または、サントリーミドリエ㈱のホームページをご覧ください。

http://www.suntory.co.jp/midorie/

最終審査会に集まった審査員の方々は、各々の分野を代表する豪華な顔ぶれ。一方で、建築やデザインに携わるクリエイターといった共通点もあり、厳正な中にも和やかな雰囲気で審査が行われました。審査員の方々からは総じて「昨年の第1回に比べてアイデアのレベルが向上した作品が目立つ」という感想が述べられ、今回のコンテストの充実がうかがい知れました。

優秀賞以下の受賞作品は以下の通りです。
優秀賞3作品
●平沼孝啓建築研究所(大阪府)による、階段の蹴上げ部分にミドリエをユニット化したものを設置する「緑の丘」
●澤田慎治さん(愛知県・大学准教授)による、もらってうれしい形の提案「Bouquet(ブーケ)」
●香山幸子+戸髙真理子+飯田真理+金井亮さん(イトーキ)による、積み木を楽しむようにインテリアに置くことができる「ツミドリ」

審査員特別賞
●安井謙介さん(東京都・松田平田設計)による、都市空間に緑を取り込む提案「わだち」

以上



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