I'm home.増刊no.3「Homes with the Light」


増刊号vol.3ではまず、私たちにとっての光本来の在り方を問い直すと共に、国内外の動向を紹介。さらに多様化する光源の種類や特徴、効果的に照明を取り入れるための配灯方法、器具の選び方、調光計画などの具体的なポイントを解説します。また、ケーススタディーとして自然光と人工光のバランスが美しい6軒の住まい、建築家とライティングデザイナーのコラボレーションによる実例3軒を取り上げ、照明計画を読み解きます。
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第一章「Light is Beautiful 光は美しい」
人間は太古の昔に火を手にして以来、蝋燭やオイルランプ、行灯、そして電球と、私たちは光と共に生きてきました。現在、その存在が当然となっている照明の光。照明が私たちに何をもたらしているのか、そしてその大切さを省エネが叫ばれる今だからこそ考えたいと思います。
 
008 How We Have Been Lighted up 光の本質
016 Biology of Lighting サーカディアンリズム
022 The Changes of Lighting 光の過去・現在・未来
028 tips 01 イメージを構築する
030 tips 02 「用意する光」と「足す光」を分けて考える
032 tips 03 外光と人工光を合わせて考える
034 tips 04 脱「天井からの照明」の発想で
036 tips 05 「光は可動」と考える
038 tips 06 光がグラデーションであることを思い出す
 
 
「How We Have Been Lighted up 光の本質」
 
 
一本の蝋燭に灯された炎が揺らめき、風に移ろう。その様子を眺めるだけで心がほっと安らぎ、静かで穏やかな時間が流れ出すのはなぜでしょうか。人類の歴史を支え続けた火の光はガス灯や電球、そして発光ダイオード(LED)へと変化しても暮らしを灯す原点となります。技術革新と共に光源が多様化する今、私たちが享受してきた光を見つめ直し、美しい光の本質に迫ります。
 
 
「The Changes of Lighting 光の過去・現在・未来」
 
 
2010年3月、メーカー大手の東芝ライテックが白熱シリカ電球を中心に103種の製品の製造に終止符を打ちました。ヨーロッパ、そして日本で白熱電球の製造・販売中止に向かうプロセスが進んでいます。CO2排出量削減の大きな流れのなか、照明の世界にも大きな変革期が訪れようとしているのです。
 
 
 
今なぜ照明なのか
 専門誌を始め一般誌やテレビなど、近年、さまざまなメディアで建築や家具、インテリアアイテムが盛んに取り上げられ、住まいへの関心は高まっています。それに対して、日本で照明や光環境を扱うメディアは少なく、注目度も比較的低いのではないでしょうか。本誌では、住まいを豊かなものにする重要な要素として、2002年1月発売のno.6を皮切りに過去5回にわたって特集を展開し、照明計画を住まいづくりに取り入れることを提唱してきました。そして今回、一冊すべてを照明に焦点を当てた増刊号をこのタイミングで刊行するには、それなりの理由があってのことなのです。
 
 
発信源はヨーロッパ
“持続可能な社会”に向けて
LED戦争
製品規格なしに進む電球形LED
ヨーロッパの動向
日本は蛍光灯の国
光を新たな視点で捉える
LEDの先には?
情報を整理してみる
 
今後、この施策がどのように展開していくかは未知数ですが、これを機に住まいの光環境を見直し、本当に必要な光を建築計画や光源、照明器具とさまざまな角度から考え、取捨選択をしてみませんか。知識の収集と実験、その模索が未来の光環境の可能性を切り開くのです。
 
 
 
第二章「Home & Lighting 自然光と人工光がつくる美しい住まい」
 
 
太陽の移ろいと共に刻々と変化する光の表情、照明が描く光と影……。自然光と人工光のバランスは空間の心地良さを左右します。本章では開口部の取り方や必要な場所に光を点在させる照明計画に焦点を当て、光がつくり出す美しい住まいを実現する方法を考えます。
 
 
 
042 Window & Lighting Effects   
   昼夜の光が住まいの表情をつくり出す
CASE STUDY
046 N邸 / 新関謙一郎 NIIZEKI STUDIO
058  I 邸 / 彦根建築設計事務所 彦根アンドレア
067 N邸 / サポーズデザインオフィス
076 A邸 / 横堀建築設計事務所
084 K邸 / 辻村久信デザイン事務所+ムーンバランス
092 S邸 / 田頭健司建築研究所
 
第三章「Meet with Professionals ライティングデザイナーとつくる」
 
 
かたちも寸法もない光は捉えどころのない存在。理想的な光環境を実現しようと思っても、経験がなければそのハードルは高いものに。本章では建築家とライティングデザイナーによる住まいづくりを実際のプロセスに沿って紹介します。さらに照明の基本的な知識を解説すると共に、国内外のライティングデザイナーの仕事に焦点を当て、具体的な照明計画の立て方を考えます。
 
 
 
CASE STUDY
102 I邸/シリウス ライティング オフィス×セキデザインスタジオ 
112 O邸/スパンコール×アルマジロ×中塚健仁建築設計事務所
122 星のや / ICE 都市環境照明研究所×東 環境・建築研究所
134 Lighting Designers 
142 New Movement「TREND OF LIGHT」
144 Close Up Designer
   BRAND VAN EGMOND / CL STERRLING & SON
   OCHRE / Brunklaus Amsterdam
158 The Knowledge of Designers 
 
 
 
第四章「Lighting Products ライティングセレクション」
 
 
バランスの良い照明計画に欠かせないのは「適材適所」の発想とそれを実現する照明器具の数々。ここでは、用途別に機能性とインテリアアイテムとしても美しいフォルムを兼ね備えた器具258点と共に、国内外の照明メーカーおよびショールームとショップを紹介します。
 
 
 
182 Floor light
190 Table light
198 Pendant light
206 Bracket
214 Down & Spot light
222 Outdoor light
230 Others
232 Makers/Shops
   equipment makers・shops /
   equipment & Lamp / lamp /
   dimmer / transformer
 
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