特集/売れる店をつくる飲食企業のデザイン戦略


Part1: レストランビジネス・両雄対談
だから店づくりは止められない!
中島 武(際コーポレーション)× 長谷川耕造(グローバルダイニング)

この1,2年,日本,特に東京は飲食バブルではないか。相次ぐ飲食店の出店を見ているかぎり,とても日本が不景気だとは思えない。テレビや雑誌を見てもどこも飲食がらみの企画が多く,異業種企業からの参入も増えている。店舗をつくるときには,経営者がデザイナーに設計依頼をするケースが通常だが,中には社長自らが店づくりに携わり,自社で本格的な設計部や工事部を持っている飲食企業もある。もちろん,それにはメリットもデメリットもあるだろう。この特集ではその内情に迫り,売れる店づくりを経営者がどのように企画していくのかを探ってみる。
まずPart1として,経営者でありながらプロデューサーとして店づくりの現場に立つ長谷川耕造,中島 武・両社長に,売れる,そして空間的にも魅力あるオリジナルな店づくりについてお話いただいた。また,それぞれのハウスデザイナーや工事部スタッフにも取材させていただいた。


Part2: クリエーターたちが熱く語る,売れてる企業「CHANTO」の理由
橋本夕紀夫(インテリアデザイナー)×井上盛夫(CHANTO)×森田恭通(インテリアデザイナー)

特集のPart2として,外部のインテリアデザイナーとのコラボレーションで次々と斬新な店を展開するちゃんとの井上盛夫副社長,そして今回は「ケンズダイニング」をデザインする森田恭通,「橙家」をデザインする橋本夕紀夫の三氏に魅力ある店づくりについてお話いただいた。
text: Yumiko Amino

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